左の壁へ_4400

4400

 

 

あなたは左の壁へ進んだ。

 

 

さっきと同じような大きな壁の目の前に到着した。

 

 

銃はここにもなかった。

 

 

相手が近くにいる気配もない。

 

 

この壁の前にいる必要もなく

 

 

一刻も早く銃を見つけなければならない。

 

 

あなたは前方の次の壁へ進もうとした。

 

 

が、その時、

 

 

足元の地面が崩れた。

 

 

他の場所と同様に砂が敷かれている。

 

 

しかし、地面が崩れた。

 

 

穴だ、落とし穴が開いている。

 

 

やばい!

 

 

と思っても体重が乗っている片足が

 

 

もう穴に落ちている。

 

 

体重が乗っていない側の片足で体重を支えられるわけもなく

 

 

落ちていくほかない。

 

 

あなたは大声をあげながら落下した。

 

 

あなたの大声を聞き、闘技場の観客席にいる観客たちは多いに盛り上がっている。

 

 

観客席の観客の盛り上がりのことなど、あなたは知る由もない。 

 

 

数秒間、あなたは大声をあげ続けながら穴を落下した。

 

 

ボチャン

 

 

あなたは穴の底に溜まっていた謎の液体に飲み込まれた。

 

 

痛い、

 

 

痛い、熱い、痛い、熱い、

 

 

その液体は痛く、熱い、

 

 

穴の底がどこまであるのかはわからないが

 

 

穴の床に足をつくことは無理だ、ということは

 

 

液体に落下した際に足がつかなかったので、瞬間的に把握した。

 

 

息をしようと顔を水面に出すが、

 

 

口にはいる液体が痛い、熱い。

 

 

目も、とてもでないが開いてなどいられない。

 

 

もがくしかできない。

 

 

息をするために口を水面に出すのが精一杯だ。

 

 

熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い

 

 

 

数秒たち、

 

 

あなたはもがくこともできなくなった。

 

 

あなたは意識も無くなり

 

 

その液体の中にて

 

 

あなたは少しずつ、少しずつ溶けていった。

 

 

間もなく、

 

 

闘技場内に大きな音のブザーが鳴り響き

 

 

あなたの負けが対戦相手にも知らされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

BAD END